地域支援部長 田中 敏夫
1.基本的な考え方
<地域支援部の基本的役割>
平成23年度支会基本方針を踏まえ、会員が地域の中小企業を支援する機会、地域への施策を提言する機会を創出し、ひいてはそれを通じて会員のビジネス機会の拡大と、会員満足の向上を図ることを目的とする。
実施にあたっては、「会員・研究会・診断士会への情報提供」および「支援機関等との関係の強化」を切り口に活動する。
<今年度の重点活動:東京都商工会連合会との連携強化と企業内会員のビジネス参加機会の拡大>
ここ数年、経営力向上TOKYOプロジェクトなど、会員が組織的に支援機関と連携する事業が増えている。支会基本方針である「地域支援組織との連携を強化し、地域中小企業支援、ビジネス機会の創出や中小企業診断士の社会的地位向上」をさらに進めるため、今年度は、@東京都商工会連合会50周年記念事業として共創事業を行い関係を強化する、A企業内会員のビジネス参加の機会を拡大する、の2つの活動に重点を置く。2.事業計画
(1)会員・研究会・診断士会への情報提供
@会員に対する企業支援活動の情報提供(予算額:0円)
中小企業支援機関や市町村が実施する企業支援事業・展示会・セミナー・公募などの情報および支会等の事業活動の情報を収集し、支会イベントなどを通じて提供する。特に企業内会員がビジネスに参加できる情報の提供を心がける。
具体的には以下のような場を利用して、国、東京都、市町村、各支援機関が実施する支援施策の中で、支会員のビジネス機会につながる情報を提供する。
・支会イベントでの情報提供:会員限定のビジネス機会につながる情報提供
平成23年6月の多摩研
平成23年10月の多摩研
平成23年12月の10分ゼミ
平成24年1月の多摩研
初更新診断士の会
不惑の会
・地域支援部四半期報の発行:支会メーリングリストでの情報提供
平成23年6月末
平成23年9月末
平成23年12月末
平成24年3月末
支会メーリングリストについては、発展的に地域支援機関および三多摩支会との関連の深い地域中小企業等の登録をメンバーに促し、支会からの情報発信、情報提供のツールとして活用することを検討する。
その他、随時情報の入手に努め、支会ホームページ、メーリングリスト等を通じてタイムリーな情報提供を行う。
A診断協会事業への参加促進(予算額:0円)
東京支部や三多摩支会が実施する中小企業支援事業への会員の参加を促進する。会員には、以下のような事業に関して参加を呼びかける。
・商店街支援事業(東京支部事業)
三多摩支会内で商店街支援事業に参加を希望する会員を10名程募集し支部に推薦する。
参加者は地域づくり・まちづくりを目的に同一商店街を1年間に亘って支援する。
・地域政策提言集(東京支部事業)
地域支援機関や行政への提言を「地域政策提言集」として冊子にまとめ、関係各機関へ配布する。
・中小企業経営診断シンポジウム(診断協会本部主催事業)
毎年11月中旬ごろ開催される中小企業の経営診断に関するシンポジウム
中小企業経営者、中小企業支援機関関係者、報道メディア、中小企業診断士等約400名が参加(昨年実績)
・東京都の中小企業支援事業
<経営力向上TOKYOプロジェクト>商工会・商工会議所の経営指導員と中小企業診断士が中小企業を訪問し、企業診断と経営力の向上へ向けたアドバイス、各種中小企業施策の紹介を行う。
対象となる中小企業診断士はあらかじめ、経営力向上TOKYOプロジェクト事業への登録が必要である。
なお、現在の商工会・商工会議所の窓口担当会員については、支援機関のニーズにより一層的確に対応し、合わせて新たな人材の活躍の機会を増やすことを目的に、適宜担当者の見直しを図っていく。
・国の小企業支援事業
東京都商工会連合会のエキスパートバンク事業に協力し、派遣要請に応じて適切な専門性を持った会員を紹介する。
・金融機関からの要請による専門家派遣
三多摩支会エリアを主な営業地域とする、多摩信用金庫、西武信用金庫、青梅信用金庫と連携をとり、各金融機関の専門家派遣要請に応じて適切な会員を紹介する。
なお、金融機関への派遣に関しては、原則として2つ以上の金融機関への重複派遣は行わない。
各事業とも、支会メーリングリストで参加希望者を公募する。また、支会イベント等で予告情報を提供する。
人選に際しては、より多くの会員にビジネス機会を提供できるよう、三多摩支会を通じたビジネス機会の提供を希望する会員のデータベースを整備する。
B企業支援事例集の発行(予算額:10万円)
支会・地域診断士会・研究会が行っている中小企業支援や施策提言の事例を収集し、企業支援事例集を発行する。それを会員の参考としてもらうと同時に、関係機関へのPRに利用する。また、国際部と連携して、海外展開企業への支援事例も収集する。
発行時期等の概要は以下の通りである。
・発行時期:平成24年2月
・収録事例:22件前後(昨年度と同規模)
・発行形態:電子版(会員向け)および印刷版(外部へのPR用)
(2)関係機関との連携
@東京都商工会連合会との月例会議の実施東京都商工会連合会50周年記念事業として事業の共創を含め、連携をより緊密にしていくため、東京都商工会連合会との月例会議を実施する。
A東京都商工会連合会との共創事業(予算額:100万円)
東京都商工会連合会50周年記念事業として、三多摩支会員と商工会連合会の経営指導員とが連携して新たな事業に取り組む。事業内容については、都連との合議が必要になるが、予算額に見合うビジネス機会の創造にもつながるため、総会で予算総枠について承認をいただいた後、理事会で具体的内容の承認を得て事業を進める。
B新規事業の立ち上げ支援(予算額:0円)
三多摩支会が中小企業支援機関や市町村と連携した新たな事業を立ち上げる場合、その体制づくりを支援する。事業開始後は各機関別にメンバーを募集し、独立したプロジェクト体制とする。
事業立上げに際し、地域支援部員は以下のような作業を行う。
・募集方法の設定
・決定した担当者リストの作成
・実施方法等の連絡
C商工会議所・商工会の経営指導員との交流促進(経営指導員応援隊)(予算額:0円)
・狙い:
商工会議所や商工会は地域企業支援の中核的機関である。その活動の主役は、経営指導員である。しかしながら経営指導員は、イベント・セミナーの運営や個別企業の支援などで多忙である。会員が経営指導員の仕事を直接支援することで、商工会議所や商工会との交流を深めるとともに、地域企業の支援機会を増やす。
また、交流機会を増やすことで企業内会員の参加機会の拡大も図る。
・支援内容:具体的な支援としては次のようなものを検討する。
イベント・セミナーなどの準備や受付
会員企業への訪問調査・相談
経営指導員に対する支援事例の情報提供
・実施段階と参加者
試行段階(4月〜9月)先行する町田商工会議所の動向ウォッチを継続し、担当有志と地域支援部員で商工会議所のニーズの把握と事業の企画を行う。
また、商工会議所所長会議に対し三多摩支会の活動状況をPRすることで側面支援する。
・拡大段階(10月〜)
先行事例の結果を支会内へ報告し、拡大の是非を確認する。
先行事例がモデル事業としてふさわしいものであれば、支会員の活動モデルとして、その結果を支会内へフィードバックする。
・期待効果:
こうした交流を通じて会員の顔と専門性を知ってもらい、今まで経営指導員にあまり知られていなかった会員が商工会・商工会議所等から専門家として指名される機会を増やす。またイベントなどで中小企業診断士の相談コーナーを設けてもらうといった取り組みにつなげる。
三多摩支会の会員が携わっている地域支援の活動について、定期的に支援部報を発行しています。
2010年6月の平成22年第1号では、各支援基幹への専門家派遣や、経営力向上TOKYOプロジェクトについての報告を記載しております。
<<<地域支援部報(平成22年度第1号)>>>
平成22年6月 三多摩支会地域支援部
発行責任者 若槻直
■三多摩支会 各支援機関へ専門家を推薦
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三多摩支会では各支援機関が実施する専門家派遣等の事業に対して、
登録される専門家を会員の中から募集・推薦しました。東京都商工会連
合会が実施するエキスパートバンク事業、多摩信金・西武信金・青梅信
金がそれぞれ関係する中小企業応援センター等の専門家派遣、TAMA協会
が実施する販路開拓の専門家が対象です。
■経営力向上TOKYOプロジェクト 今年度も実施
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東京都は、中小企業の経営力強化を目的とした「経営力向上TOKYOプ
ロジェクト」を昨年に続いて実施します。今年度は延べ1000回の診断士
派遣を行い、商工会議所・商工会の経営指導員と連携して企業訪問や支
援が行われます。東京支部では昨年度登録された会員にプラスして担当
する会員の追加登録を行いました。
■中小企業応援センターがスタート
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今年度、中小企業庁は、中小企業応援センター事業を開始しました。
全国で84箇所の応援センターを設置し、専門家の派遣などで各地の中小
企業支援機関をサポートし、新事業展開や事業承継などさまざまな経営
課題の解決にワンストップで協力するものです。
多摩地区に関連するセンターは、東京都商工会連合会が参加する「東
京中小企業応援ネットワーク」、多摩信金が中心となる「多摩地域中小
企業応援センター」、西武信金とTAMA協会が主体となる「首都圏・西部
地域支援ネットワーク」の3箇所です。
■東京支部 地域政策提言集を募集中
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東京支部では「地域政策提言集」の募集を行っています。これは、中
小企業への支援体験をベースにして、自治体、金融機関、金融機関に対
し、施策のヒントを提供するものです。
昨年は三多摩支会会員6名の提言が採用されています。
21年版>http://www.j-smeca.jp/attach/kenkyu/shibu/h21/h_tokyo.pdf
原稿の提出期限は7月31日(土)、謝金は10,000円です。
執筆要領等については、支部ホームページを参照ください。
執筆要領>http://www.t-smeca.com/shibu_info/2010/05/post-15.html
■東京支部 商店街支援事業開始
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東京支部が推進する商店街支援事業が今年もはじまりました。三多摩
支会では10商店街を対象に支援が行われます。
7月6日には関係者を対象にしたキックオフ会が予定されています。